5月ごろの話ですが、友人が講師を務めるエステティックスクールで、僭越ながらコンテストの審査員をさせていただきました。
今回は、学校から全国大会に出る候補者を選ぶコンテストだったので、かなりプレッシャーを感じながら学校を訪れました。
この学校は、ヘア、メイク、ネイルなどもある総合的な美容の学校で、エステティックのコンテストだけだと思っていたのが行ってみると、結構大きなイベントでびっくり。
開会式から始まり、時間をくぎりそれぞれのコンテストを行い、最後には閉会式で終わりです。
エステは私ともう一人の方と2人の審査員でチェックしました。
私も彼女も審査員をするのは、初めてのことです。
コンテストの人数は6人。そのうち、上位3人までを審査員2人で選びます。
全国大会へ行くので責任重大です。
始めてみて思ったのですが、2人で6人を審査するのはすごく難しい!!
1人をじっくり見ている間に、ほかの人のその時のテクニックがもう見れなくなってしまいます。
同時に、いろんなことを用紙に書き込まなければいけません。
ざっと見る、ということがいかに難しいことか!
申し訳ないな~~、でももう一人の審査員の方が見てるだろうな~と期待しつつ、忙しい時間が終わりました。
コンテストの間、学生さんたちの顔は真剣そのもの!
いいところもあれば悪いところもあり。
甲乙つけがたい、とはこのことでした。
さて、審査も終わり、別室へ。
もう一人の審査員の方と審査結果の相談です。
意識的に、同じ場所にいないように審査していたからか、二人合わせた結果がわりと見逃している部分が少なかったのが救いでした。
そうでなかったら、がんばった学生さんたちに申し訳ない!
結局二人の意見はほぼ一致。
私はマッサージの技術、彼女はエステティックの技術と少し違う面から見れたので、公正な審査結果になったかな~~と思います。
さて、閉会式です。
ここで私、生まれて初めての「賞状授与」というものをやりました(^^;)
○○殿、あなたは・・・うんぬん、というアレです。
コンテストでがんばっていた学生さんを見てすぐだったので、残念ながら3位入賞できなかった人の残念な気持ち、入賞した人の喜びの涙、などを感じながらの賞状授与で、思わずもらい泣きしそうになってしまいました。
甲乙つけがたいコンテストだっただけに、心の中では「みんな入賞ですよ!」という気分でした。
閉会式が終わってから、また部屋に帰り、学生さんたちに今日気づいたことをアドバイスする、という時間が設けられ、正直この時間が一番緊張しましたね~~~(汗)。
でもキラキラした学生さんたちの一生懸命にアドバイスを聞いている顔を見ていると、そんなに前のことでもないのに、あー、私もこういう段階の時期があったなぁ、と懐かしく思い、また、私も頑張らなきゃなぁという気分にさせられました。
本当にこのコンテストはいい経験でした!
今まで知らなかった「あなたの知らない審査員の世界」も垣間見ることができたし♪
いや~、審査って実は、ほんっとに責任のある、プレッシャーのかかる、難しいものだったんですね。
またひとつ大人になりました。人生は常に勉強だーーー。
★後日、このエステティックスクールで同じ学生さんたちに、マッサージの指導させていただく機会 がありました。これもまた、いい経験になりました♪若いエネルギーもたっぷりもらえたし。ほほほほ。