サロンのお客様から最近、こんなご質問がありました。
「オイルマッサージとスウェディッシュマッサージって、いったい何が違うの?」
そうですよねえ、両方オイルを使い、お客様から見れば
名称が違うだけでやっていることは同じでは??と
思われるのも無理ないことかもしれません。
名称が違うだけでやっていることは同じでは??と
思われるのも無理ないことかもしれません。
ではでは簡単にその違いをご説明しますね♪
まずはスウェディッシュマッサージとは、
現在のオイルを使うすべてのマッサージの源流と
言われているマッサージです。
現在のオイルを使うすべてのマッサージの源流と
言われているマッサージです。
なので、アロママッサージ、オイルリラクゼーションマッサージ、
妊婦マッサージ、スポーツマッサージのみならず、
エステティックなども大本のルーツは
スウェディッシュマッサージだと言われています。
妊婦マッサージ、スポーツマッサージのみならず、
エステティックなども大本のルーツは
スウェディッシュマッサージだと言われています。
さかのぼること約200年前、
スウェーデンの医師Per Henrik Lingによって確立されました。
スウェーデンの医師Per Henrik Lingによって確立されました。
確立後、筋肉療法として多くの研究者により研究が進められていき
現在のスウェディッシュマッサージが構築されました。
現在のスウェディッシュマッサージが構築されました。
そして現在では、北米などでは病院やスパ、多くの
クリニカルオフィスで実際に代替医療として認められているマッサージです。
保険の対象にもなります。
クリニカルオフィスで実際に代替医療として認められているマッサージです。
保険の対象にもなります。
スウェディッシュマッサージの効果は数知れず、
疲れや筋肉の凝りを解消してくれるだけではなく、
免疫機能を高めたりホルモンバランスを整えたり、
不眠の解消など、ここには書ききれないほど多くの効果があります。
免疫機能を高めたりホルモンバランスを整えたり、
不眠の解消など、ここには書ききれないほど多くの効果があります。
精神的な影響も多大で、北米ではがん患者の緩和ケアや、
問題行動のある子供へのタッチセラピーなどで
多くのよい結果をもたらしています。
問題行動のある子供へのタッチセラピーなどで
多くのよい結果をもたらしています。
スウェディッシュマッサージを用いる施術者は、
筋骨解剖学、生理学、運動力学などの知識を身に着け、
対象者ひとりひとりの「体と心」の状態を、
問診、視診、触診で把握します。
筋骨解剖学、生理学、運動力学などの知識を身に着け、
対象者ひとりひとりの「体と心」の状態を、
問診、視診、触診で把握します。
筋肉や骨格に沿って浅部から深部まで段階的に
徐々にアプローチしていくため、
痛みはないけれど満足度の深い施術をします。
徐々にアプローチしていくため、
痛みはないけれど満足度の深い施術をします。
施術中はオイルの量、浸透率、筋肉へのアプローチの順番、
手技、時間などすべて計算して行います。
そのすべてはスウェディッシュマッサージという、
世界中で長年受け継がれてきた伝統的な技法を守って
行っている、
という意識の上で行われるべき施術なのです。
手技、時間などすべて計算して行います。
そのすべてはスウェディッシュマッサージという、
世界中で長年受け継がれてきた伝統的な技法を守って
行っている、
という意識の上で行われるべき施術なのです。
さて、最初の質問の解答ですが、
スウェディッシュマッサージがオイルを使う限り、
これまたオイルマッサージであることには変わりはありません。
これまたオイルマッサージであることには変わりはありません。
ただ、「スウェディッシュマッサージ」と謳うのであれば
上に書いたスウェディッシュマッサージに必要な
知識、技術、精神、をもって行われる施術をするべきで、
上に書いたスウェディッシュマッサージに必要な
知識、技術、精神、をもって行われる施術をするべきで、
そうではない場合
それはスウェディッシュマッサージと呼ぶべきではなく、
オイルマッサージと謳うべきではないだろうか?と
私は思います。
それはスウェディッシュマッサージと呼ぶべきではなく、
オイルマッサージと謳うべきではないだろうか?と
私は思います。
(もちろん、スウェディッシュマッサージがすべてではなく、
いろんな手技にすばらしい効果があるのですが、
もし、スウェディッシュマッサージと謳うならば、
という意味です)
いろんな手技にすばらしい効果があるのですが、
もし、スウェディッシュマッサージと謳うならば、
という意味です)
さて、私も培ってきたスウェディッシュマッサージの
技術、知識を少しでも高めるべく、
奥深い世界をさらに勉強している日々です。
技術、知識を少しでも高めるべく、
奥深い世界をさらに勉強している日々です。
そしてそれをとーーっても楽しんでやってます♪
ボケ防止にもなりますしね(笑)
ボケ防止にもなりますしね(笑)